電通と電通デジタルは、近未来に起こることが予想される60の「未来トレンド」をまとめた「未来曼荼羅2019 」を活用し、事業構想策定支援などを行うコンサルティングサービスの本格提供を開始する。

「未来曼荼羅」は、2010年に初版を開発して以来、多くの企業の経営戦略立案や事業シナリオの策定、商品・サービス開発などにおいて活用し、高い評価を受けてきた。今回のサービス本格提供開始にともない、「未来曼荼羅2019」として最新トレンドを盛り込んだ内容に更新している。

<未来曼荼羅2019 目次>
カテゴリーごとに中心部にマクロなトレンドを、周縁部にミクロなトレンドを配置。全部で60の事象を「未来トレンド」として掲載している。
カテゴリーごとに中心部にマクロなトレンドを、周縁部にミクロなトレンドを配置。全部で60の事象を「未来トレンド」として掲載している。
コンサルティングサービスの主なラインナップは以下の通り。

■事業構想コンサルティングサービス
外部環境分析の一環として「未来曼荼羅2019」を活用し、顧客企業の独自性を勘案した新たな事業開発の着想・具体化・実現化をサポート。

■中期経営計画・年度事業計画の策定支援サービス
「人口・世帯」「社会・経済」「科学・技術」「まち・自然」の視点から、顧客企業の事業計画との関係が想定されるトピックを具体的に理解することで、より実効性の高い経営計画の策定をサポート。

■企業文化変革支援サービス
自社の未来像を描くツールとして「未来曼荼羅2019」を活用し、新たな企業理念やブランドスローガンの開発、浸透のためのインターナルコミュニケーション施策の策定をサポート。

■マーケティングならびにプロモーションプランニング支援サービス
顧客企業のターゲットインサイトに関連するトピックを取り込むことで、商品・サービスの価値訴求の質を高めるプランニングをサポート。


上記はいずれも、顧客企業の「近未来のありたき姿」からのバックキャストでロードマップを策定することが特徴。「未来曼荼羅2019」の活用によって外部環境における重要な変化ドライバーを特定する。そのうえで、電通グループが有するビジネスデザイン領域での知見・ノウハウを活かし、顧客企業の持続的な成長を支援していく。