博報堂は2019年10月より、クリエイティブコンサルティングを手がける社内プロジェクトチーム「TEKO(テコ)」を、クライアント企業の成長のためのクリエイティビティを提供する社内専門組織として体制を強化すると発表した。
TEKOは「Creative Leverage for Growth.」のビジョンのもと、4人のクリエイティブディレクターと1人のマーケティングディレクターが2017年に発足したプロジェクトチーム。

今回の社内専門組織化にあたり、さまざまなクリエイティビティをワンストップで提供していくため、多様な専門性を持つマーケティングスタッフやクリエイティブスタッフを新メンバーに加え、独自の営業機能やビジネスプロデュース機能も「TEKO」内に内包する形に再編。企業成長を支えるさまざまな専門家が1箇所に集まる“Growth Studio of Creativity(=クリエイティビティで成長を生み出すスタジオ)”に進化した。

また、さまざまなプレーヤーとのアライアンスを積極的に進めていくことも可能で、今までも投資ファンドと協働してクライアントの成長をサポートするなど、ユニークなアライアンスを行ってきたが、さらにパートナーを拡大していく予定だ。

今後は“Growth Studio”として、これまでの広告会社のパートナーとは異なるケイパビリティを持つプレーヤーとも積極的に協働し、博報堂のコアであるクリエイティビティと、アライアンス企業が持つ技術やリソースとの“ケミストリー”で、クライアント企業により実効性の高いクリエイティビティを提供し、クライアント企業の非連続な成長をサポートしていく。