凸版印刷は、大阪府吹田市の受託業務として、市民の防災意識向上や、災害時の被害が最小限になることを目指して「防災ブック」と「ハザードマップ」を作成した。10月下旬から吹田市内の全戸・全事業者への順次配布される。また、配布に合わせて、楽しく防災活動体験することができるイベント「体感型 防災アトラクション」の開催を12月15日に予定している。
左:市民へ配布する防災ブック、ハザードマップ、梱包用の箱<br />
右:防災ブックの内容(一部抜粋)
左:市民へ配布する防災ブック、ハザードマップ、梱包用の箱
右:防災ブックの内容(一部抜粋)
吹田市では、2018年の大阪府北部地震や台風21号による被害があり、防災・減災への意識が高まっている。市民の「自助・共助」の力で防災知識の普及や防災意識の啓発が必要不可欠であるとして、幅広い年代の人に親しみやすく「知る・考える・動く」をキーワードとした「防災ブック」の製作を凸版印刷が行った。防災ブックの企画制作から、防災イベントの企画までをワンストップで提供することで、各家庭・事業所における防災に対する理解を深め、吹田市の防災・減災を目指すとしている。今後は、さまざまな企業や団体に向けた防災・減災ソリューションの提供も行っていくと同社は述べている。