オリックス水族館運営のすみだ水族館と京都水族館で、各施設の多様な個性を持つペンギンの関係性をまとめた「ペンギン相関図2020」の展示がスタートした。両館にて10月12日に展示が開始し、すみだ水族館は「マゼランペンギン」45羽、京都水族館は「ケープペンギン」59羽の相関図が描かれた。
ペンギン相関図は、昨年はじめて制作され、飼育スタッフが両館で暮らすペンギンの日々の様子を観察し、多様な関係性をまとめている。親子や兄弟のつながりはもちろん、友人関係やカップルの変遷が最新の情報で記載された。さらに、甘えん坊や気が強いといった、それぞれの性格や特徴、仲の良い飼育スタッフの情報なども紹介され、SNSでもそのドラマ性や個性に注目が寄せられている。
両館のペンギンには、個体を識別するために色のついたバンドがついており、それぞれに名前がある。相関図と照らし合わせて実際のペンギンたちの行動を観察でき、ペンギンの生態への理解を促進した。また、今回は相関図をもとにしたオリジナルグッズ、飲食メニューなども開発されている。