エレベーター向けスマートディスプレイ事業を運営する株式会社東京は、三菱地所と合弁会社であるspacemotion株式会社を11月5日に設立し、“エレベーター内プロジェクション型メディア事業”を開始すると発表した。
spacemotion社が展開するエレベーター内プロジェクション型メディア事業は、従来のディスプレイを活用したエレベーター内でのコンテンツ配信とは異なり、プロジェクターを用いてエレベーターかご内に映像を投影するもの。エレベーターのかご内にプロジェクターを設置し、前方の扉にニュースや天気、管理情報などの有用なコンテンツを投影する。なお、扉の開閉を検知するセンサーによって、ドアの開閉に合わせて放映が開始・終了する仕組みだ。大画面で迫力のあるコンテンツの投影が可能なため、エレベーター内はさながら「小さな劇場」となる。
今後、spacemotion社は、東京社の持つエレベーターメディア事業に関するノウハウと、三菱地所の持つリアルな不動産アセット及び不動産業界への深い知見を活用し、事業フィールドの拡大を目指す考えだ。