教育・地方創生における課題をテクノロジーによって解決するLX DESIGNは、12月20日より、高校生が学校内外から普段会うことができない大学生や社会人にオンラインで相談ができるAIソーシャル進路相談プラットフォーム「imAdokI(イマドキ)」の本格的な提供を開始した。
AIソーシャル進路相談アプリ「imAdokI」は、高校生一人ひとりの好きなことや興味のあることから、将来の大学選択や職業選択をサポートする「高校生のための進路相談プラットフォーム」。

当面はLINEが提供するLINE公式アカウントを活用し、 AIで好きなことや興味のあることから最適な「先輩(大学生、 社会人)」とマッチング、進路相談のためのオンライン面談機会を提供する。
imAdokIサービスイメージ
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同サービスにより、「自分の志望大学に進学した先輩が身近にいなくて相談ができない」といった課題が解消され、自分の住んでいる地域では出会えないキャリアの社会人などともつながることができる。「imAdokI」を通して、地理的条件・地方と都会の情報格差を埋めることが可能。

地方では、学生にとっての情報・機会格差が大きく、親や先生以外に多様な大学生や大人と出会う機会が不足している。また、リクルート進学総研の調査によると、92%の高校生が保護者や先生にしか進路相談ができていないという状況であることがわかった。さらに、学校現場においても教員の人材不足などの要因により、IT・グローバル・起業家といった未来人材を育成できないなど、公教育による限界や課題が散見されている。

富山県出身である、LX DESIGN代表・金谷智氏は、かつて自身が高校や大学時代のOB・OGに助けてもらった経験から、思いや熱量のある「先輩」との出会いや、進路・キャリアを切りひらくきっかけ・つながりを提供することで、現状の課題解決につなげたいと考え、「imAdokI」の提供に至った。
一般社団法人全国高等学校PTA連合会・リクルートマーケティングパートナーズ調べ
一般社団法人全国高等学校PTA連合会・リクルートマーケティングパートナーズ調べ
また、同サービスの提供にあたり、富山県にて試験運用を実施。参加した高校生たちから「東京から富山にきて古民家カフェプロジェクトをすすめる大学生の先輩と話して、価値観が変わりました。地元にいると、活躍の機会が狭まると思っていたけど、大学名に関わらず、富山にいるからこそチャレンジできることがあると知りました(高校3年 男性)」といった声が挙げられた。

LX DESIGNは、教育×地方創生×ITをテーマに、すべての子どもたちに未来が広がる学習機会の提供を目指していく。