イヤホン・ヘッドホン型簡易脳波計を使用、深層心理を解析するAIを開発

VIE STYLEと北陸先端科学技術大学院大学は、AIを構築する共同研究を開始した。VIE STYLEが開発するイヤホン・ヘッドホン型簡易脳波計から測定された脳波および生体情報により、ユーザーの深層心理を解析する。 VIE STYLEは、「耳の痛くならないヘッドホンVIE SHAIR」「柔らかいイヤホンVIE FIT」など、音楽関連の革新的デバイスを開発、世界40カ国に販売をしているハードウェアスタートアップ。「味わい深い人生を。-Feel the life」を掲げ、世界の人々が感性豊かな人生を送れるプロダクトを創造することを使命としている。

三菱総合研究所の米国調査会社レポートによると、ブレインテック市場は2024年には5兆円規模になると試算されており、さらにビッグデータとAIの台頭により、脳科学を利用する意義が一層問われるようになっている。

VIE STYLEは、次世代のプロダクトとして、心と体を整えるI.o.H.デバイス（生体情報を取得するデバイス）および生体情報を活用してサービスを提供するI.o.H.ウェルネスプラットフォームの開発を行なっている。

I.o.H.ウェルネスプラットフォームは、レコメンデーション機能等に反映することで、ユーザーに個別最適なコンテンツを提供し、ユーザーを心地よい状態（ウェルビーイング）に誘導サポートする機能を備えたプラットフォーム。音楽や映像コンテンツを視聴中のユーザーからヘッドホン・イヤホンにより生体情報を取得してAIが解析し、ユーザーの深層心理を推定する。