小田急電鉄は、現行中長期戦略にて推進している、スポーツをコンテンツに沿線活性化を目指すスポーツ共創戦略を「OSEC100 -Bound For Fun-」と名づけ新たにスタートさせるとともに、専用Webサイトを開設した。
OSECとは、「Odakyu Sports Entertainment Contents」の頭文字からなるプロジェクトだ。スポーツ競技団体や地域、企業などの外部パートナーと手を取り合い、スポーツの多面的な価値を最大限に発揮した「エンターテインメントコンテンツ」を共創。コンテンツを通じた社会課題解決や、沿線活性化を推進していく。

2019年度は、小田急電鉄がトップパートナーであるFC町田ゼルビア協力のもと、スポーツエンターテインメントアプリ「ARUCLUB MACHIDA」を開発。これは「歩く」をエンターテインメント化し、ユーザー同士の交流の楽しさ創出に加え、駅前の渋滞緩和や健康増進など、地域の社会課題解決を目指すもの。従来の協賛関係を超え、新たな「共創型モデル」として地域やクラブ、サポーターとともにつくりあげた。

小田急グループでは、沿線内での移動をより便利で快適にするため、次世代モビリティの活用やMaaSの実現に向けた取り組みを推進している。OSEC100により、今後も顧客の熱狂や感動につながるスポーツコンテンツを創出することで、移動の目的としての「楽しさ」を生み出していく方針だ。