AIを活用したダンスの著作権管理・マーケット構築サービス、マイクロエンタテインメントが開始
マイクロエンタテインメントは、世界で初めて、ダンスや振り付けをAIでデータ化することによって著作権を管理し、取り引きされるマーケットを構築するサービス「GESREC」のリリースを発表した。4月上旬に日米同時リリースを予定しており、約430億円と推定されるまったく新しい市場をつくり上げ、今後は全世界に展開していく見通しだ。
同サービスにおいて、「動画から3Dのモーションを推定し、抽出してデータ化するAI」と「3Dモーションを分類し、著作権利用を検知するAI」の同時開発が進められた。すでにβ版での実験に成功しており、今後精度を上げる段階に入っている。これらによって、誰がいつ、どのような振り付けを考案し、公表したのかを登録管理できるシステムが構築される。また、登録された振り付けを、正当な対価を支払って使いたいクライアントとの橋渡しをするようなマーケットプレイスをつくりだすことも可能となる。
同社はこのサービス・事業により、世界中のダンサーや振付師の新たな収入源を生み、ダンス・振り付けというクリエイティビティの更なる発展をサポートしていく展望だ。
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