経済産業省・特許庁は、デザイン経営について、ビジネスパーソンに気づきを与える「デザイン経営ハンドブック」と、デザイン経営に取り組んでいる企業の事例を紹介する「『デザイン経営』の課題と解決事例」を取りまとめた。

「デザイン経営」とは、デザインの力をブランドの構築やイノベーションの創出に活用する経営手法。特許庁は、2018年5月に「『デザイン経営』宣言」を取りまとめ、デザイン経営を推進してきた。今回は、これからデザイン経営にチャレンジしたいと考えるビジネスパーソンの参考となるべく、事例集として取りまとめた。

なお、制作にあたっては、『WIRED』日本版の元編集長・若林恵氏を擁するコンテンツレーベル・黒鳥社が手がけた。

デザイン経営ハンドブック

デザイン経営をビジネスで活用するために、「デザインシンキング(デザイン思考)とは何なのか? その意義と価値はどこにあるのか? なぜ、それがいま大事なのか?」に対する考え方や、デザイン経営を導入するにあたっての8つの課題などを具体的に記載している。
デザインにぴんとこないビジネスパーソンのための“デザイン経営”ハンドブック

デザイン経営の課題と解決事例

「デザイン経営ハンドブック」でも取り上げたデザイン経営を導入するにあたっての8つの課題に対し、すでにデザイン経営に取り組んでいる企業の事例を通して、課題を乗り越えるための工夫をまとめている。
「デザイン経営」の課題と解決事例