福井県の北の玄関口・あわら市は、2023年春の北陸新幹線・芦原温泉駅開業に向け、プロモーション動画「幸、感じるまち。あわら市」(計5編/版)を公開した。3月24日より、あわら市公式ホームページ、YouTubeのあわら市公式チャンネルなどで公開。
あわら市は、3年後に迫った芦原温泉駅開業を見据え、国内外から観光客を迎え入れようと、市を挙げて魅力ある観光地域づくりと情報発信に取り組んでいる。昨年、観光振興戦略のコンセプトを「和心あふれる国際的な感幸地」に決定。和心の「和」は、心が温まり癒やされる「和み」、周囲のまちなみや自然、人と人との調和を意味している。「感幸地」には、常に幸福度ランキング上位の福井県において、住む人も、訪れた人も、幸せを感じることができる土地、という思いがこめられている。

動画は、あわら温泉の優れた泉質や日本海、湖や川、緑豊かな山々などの自然、歴史文化、これらがもたらす食の恵み、産業、人々の暮らしぶりを、ほっと和むナレーション映像と地元金津高校吹奏楽部のリズミカルな演奏で伝える。

また、中国近代文学の父・魯迅が生涯の師と仰ぐ医師・藤野厳九郎は、あわら市出身。藤野厳九郎の人を思いやる心や信頼する生き方である「誠の実践」を、あわら市民の「誠実さ」に重ね合わせて表現した。
今回、あわら市の魅力を総括した「本編」のほか、「観光誘客版」「移住定住版」「ふるさと教育版」「インターネット配信版」の5種類の動画を制作。この動画を通じて「和心あふれる国際的な感幸地・あわら市」の魅力を国内外に発信していく。