新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響を受け、リモートワークが浸透し、Web会議ツールの需要が拡大している。特にユーザー数が増加している「Zoom」では、画面の人物以外の部分に任意の画像を投影できる「バーチャル背景」機能が搭載されている。

こうした状況を受け、漫画やアニメ、映画作品にまつわるバーチャル背景素材が続々と公開された。以下、各Twitterアカウントから発信された情報を厳選して紹介する。

■小学館
小学館からは、TVアニメ『ドラえもん』より壁紙を配布。ドラえもんたちがタイムマシンにのって移動する時空間や、のび太の部屋などを素材として公開している。
■集英社
集英社の週刊少年ジャンプ編集部からは、『ONE PIECE』『BLEACH』『NARUTO』の3作品を公開。それぞれの作品に登場する会議シーンを切り取った壁紙となっている。
■任天堂
玩具メーカーの任天堂は、マリオシリーズより『スーパーマリオオデッセイ』の壁紙を公開した。打ち合わせをしながら、ゲーム内のさまざまな世界を冒険することが可能だ。
■ニッポン放送
ラジオ局のニッポン放送からは、50年以上の歴史を持つ『オールナイトニッポン』のスタジオセットを壁紙化。背景に設定することでパーソナリティになりきることができる。
■ラグビーワールドカップ
2019年大会で日本を盛り上げたラグビーワールドカップからは、公式アカウントより代表選手たちの画像を公開。当時の興奮を再び味わうことができる。
■GLOOVE X ※4月30日追記
ロボットベンチャーのGLOOVE Xより、「#コロナに負けない」キャンペーンの第5弾として、同社の提供する家族方ロボット『LOVOT』をモチーフとしたバーチャル背景6種類を配布。なかにはアニメーション付きのものや、自身が『LOVOT』に変身できるものも。
■藤子・F・不二雄ミュージアム ※5月12日追記
藤子ミュージアムと藤子プロは、ドラえもんから人々にエールを送る「STAY HOME」プロジェクトを始動。取り組みの一環として、ビデオ会議の際にミュージアムで会話しているような気分になれるかべがみを配布している。
■ソニー・クリエイティブプロダクツ ※5月12日追記
ソニー・クリエイティブプロダクツより、バーチャル背景の配布をスタート。「きかんしゃトーマス」や「バービー」、「ピーターラビット」など、同社の人気キャラクターを背景に打ち合わせやリモート飲み会を楽むことができる。

※バーチャル背景の配布元はこちら
きかんしゃトーマス:(C) 2020 Gullane (Thomas) Limited.
きかんしゃトーマス:(C) 2020 Gullane (Thomas) Limited.