電通九州は、「ドローンが通る空の交通整理」を進めるスタートアップ企業・トルビズオンに対し、4月1日よりマーケティング領域での協業・支援を開始したことを発表した。

ドローン物流にあたっては、無許可に他人の土地上空で飛行することが、民法における所有権の侵害にあたると考えられており、ドローン普及の足かせとなっている。トルビズオンはその課題を経済の力で解決しようと考え、「空の利用権を売買する」という、新しいサービス「sora:share(ソラシェア)」を開発。「sora:share」で管理された空を結んでいくことにより、従来では困難だったドローン物流を実現することに取り組んでいる。

電通九州は、今年1月に「新規ビジネス開発室」を発足し、新規事業開発や企業連携、スタートアップ支援などに取り組んできた。今回、同開発室の若手メンバーにクリエイティブプランナーを加えたチームが、クリエイティブ開発やブランディング、ネットワーキング力を活かしたマーケティングサポートを提供し、トルビズオンの事業拡大を支援していく。