「KINCHO」、「金鳥」の商標名で知られる大日本除虫菊は、5月29日に「もうどう広告したらいいのかわからないので。」というコピーとともに6つのQRコードを新聞に掲載し、Webにて6種の広告を公開した。「いまだ学校などが完全に再開されていない場合」や「おめでとう!コロナに打ち勝った!の場合」などの6つの状況に合わせた内容の広告となっている。新型コロナウイルス感染症が拡大する状況において、広告掲載日に世の中の空気がどのようになっているのか、どう広告したら良いのかわからないという正直な思いから制作された。なお、この広告の企画は4月中旬に決定し、5月初旬に制作されたとのこと。
社名である「KINCHO」から、それぞれ6つのアルファベットでタイプ分けされた。
社名である「KINCHO」から、それぞれ6つのアルファベットでタイプ分けされた。
6種の広告それぞれにアルファベットのタイプ名が、縦読みすると「KINCHO」になるよう名付けられているなど小ネタも挟まれている。本来はゴキブリ駆除剤「ゴキブリムエンダー」の広告として制作されたものだが、状況を逆手に取った発想でSNSでも話題となった。
N-type「なにを言ってもクレーム、炎上、袋叩き。広告なんてやってる場合か!の場合」
N-type「なにを言ってもクレーム、炎上、袋叩き。広告なんてやってる場合か!の場合」
O-type「おめでとう!コロナに打ち勝った!の場合」
O-type「おめでとう!コロナに打ち勝った!の場合」