落合陽一氏が代表取締役を務めるピクシーダストテクノロジーズ(以下、PXDT)と東京建物は、PXDTの持つ大学発・先端テクノロジーを活用し、オフィスワーカーの知的生産性を可視化・向上させる共同研究開発プロジェクトを推進していくことに合意したことを発表した。
左:東京建物 取締役専務執行役員 福居賢悟氏、右:ピクシーダストテクノロジーズ 代表取締役CEO 落合陽一氏
左:東京建物 取締役専務執行役員 福居賢悟氏、右:ピクシーダストテクノロジーズ 代表取締役CEO 落合陽一氏
PXDTは、インタフェース技術を研究開発し、連続的に社会実装をしていく大学発ベンチャー。筑波大学及び東北大学と共同研究においては、新株予約権を梃子として大学で生まれる知的財産を企業に包括的に譲渡するという、新たな産学連携スキームを構築している。

今回のプロジェクトでは、東京建物のオフィスビルにおいて、PXDTが有する空間開発技術「KOTOWARI™」を活用し、知的生産性を向上させ得る施策のデータ分析・可視化。その結果から、オフィス空間においてオフィスワーカーの知的生産性を向上させる施策を特定し、東京建物が提供するオフィスにおいて、当該施策を積極的に導入していく。
PXDTは、オフィスワーカーの生産性を向上させ得る有効な施策を積極的に行うことで、オフィスワーカーの働きがいのサポートにつなげるとともに、SDGsのうち「8.働きがいも経済成長も」の達成にも貢献していく方針だ。