現在、コロナ禍において、これまで当たり前であったスタジアムでのスポーツ観戦という楽しみ方が奪われている。阪神電気鉄道は、子会社の阪神タイガースを通じて参画している野球事業において、無観客試合でありながら観戦の一体感を感じられるデジタルコミュニケーションの試験と検証開始を発表した。
7月7日から9日まで無観客で開催される阪神-巨人戦において、スポーツおよびエンタテインメントを新しい切り口で楽しむためのWebコミュニティサービスを提供するJuwwaと協業。Webコミュニティ「Juwwa」において、テレビの試合中継を見ながらファンが感想やコメントを書き込み、投稿された内容にリアクションできる特設ページ「阪神タイガース TV観戦応援チャット」を開設した。

「Juwwa」は、利用者の感情や人気を集める投稿が可視化されやすいUIを実現する独自技術「Bubble UI Technology」を搭載。スポーツ観戦に最適化されており、テレビ観戦と並行してより良いデジタルコミュニケーションが楽しめることが期待される。今後も同社は、本実証実験のみならず、さまざまな実証実験や新機能の実装を通じて、ウィズコロナ/アフターコロナ時代における新しいスポーツの楽しみ方を提案していく。