Netflixで独占配信中のアニメ映画『泣きたい私は猫をかぶる』。本作品の特別上映会が愛知県常滑市で行われる。本作の舞台は愛知県常滑市。SNSなどで「地元が舞台で嬉しい」「常滑の風景を大きいスクリーンで見たかった!」といった声が上がるなか、その声に応える形で、常滑市主催の特別上映会が決定した。
『泣きたい私は猫をかぶる』は、『ペンギン・ハイウェイ』(2018)で第42回日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞を受賞した新進気鋭のアニメーションスタジオ「スタジオコロリド」が贈る長編アニメーション映画第2弾。6月18日にNetflixで配信開始後、毎日更新される日本国内の「今日の映画TOP10」で上位を1カ月にわたりキープし続け、反響を呼んでいる。

本作の監督は、日本アニメ界の重鎮・佐藤順一と、本作で長編監督デビューを飾る柴山智隆。脚本は、確かな描写力で定評のある脚本家・岡田麿里。声の出演は志田未来と花江夏樹が、多感で繊細なムゲと日之出をダブル主演で務める。またムゲを「猫」世界へと導く謎のお面屋・猫店主に山寺宏一、ムゲと日之出の担任教師におぎやはぎの小木博明ら豪華キャスト陣が集結。さらに、主題歌と挿入歌とエンドソングを大人気バンド ヨルシカが担当し話題となった。

愛知県常滑市を舞台に展開する本作は劇場用映画として制作されていたこともあり、大きなスクリーンでは細部にわたり美しく描かれた常滑の風景がより一層堪能できる。また、柴山監督は幼少期を常滑市で過ごしており、『散歩道は坂道が多く、入り組んでいて、猫の世界につながっていくような不思議な街並み。映画製作を通して改めて常滑の良さに気付きました』と常滑への想いを語る。

特別上映会の日程は8月8日、9日の2日間で各回先着で500人まで。対象は愛知県常滑市在住か、常滑市外在住の常滑高校の生徒となっている。