LINEは、同社サービス上における、安全で自由なコミュニケーションとプラットフォームとしての品質を維持し、そのバランスを明確化すべく「有害なコンテンツへの対応方針」について発表した。併せて、8月3日~31日の期間にて、パブリックコメントを募集する。

同社では「CLOSING THE DISTANCE」をコーポレートミッションに掲げ、心地良い関係性を創出する様々なサービスを展開。2011年6月のサービス誕生以降、誰もが安心して自由にコミュニケーションできるプラットフォームを目指し、現在では1億6,600万人に利用されるコミュニケーションインフラへと成長している。

一方で、昨今では社会的混乱を招く情報や、生命・身体・財産を害するもの、テロリズムや暴力的な過激主義につながる有害な情報などが問題視されている。そこで今回、コミュニケーションインフラとしてのサービス上におけるこれらの拡散、影響および対応のバランスについて明確にすべく「有害なコンテンツへの対応方針」を公表した。

内容としては、問題意識と背景、今後の方針に加えて、「コンテンツテイクダウンに関連する施策」「フェイクニュースに対する施策」「テロや暴力行為に関連するコンテンツに対する施策」について示している。また今回の公表に併せて、パブリックコメントの募集を開始。継続的に検討される対応方針の詳細について、届けられた意見を反映していく方針だ。