明智光秀が築いた福知山城がある京都・福知山市では、7月3日から8月31日までの期間、クラウドファンディング型ふるさと納税の募集を行った。受付開始から多くの支援があり、当初の目標額3,211,000円(みつひで円)を、ネクストゴールに5,532,110円(Go!Go!みつひで円)を設定。ネクストゴールも7月7日と早期に達成し、ファイナルゴールとして設定した11,132,110円(いいひと!みつひで円)を達成して、終了を迎えた。
福知山城の入館数も年々増加し、明智光秀を主役とした大河ドラマの悲願が叶った矢先のコロナ禍により、福知山城や福知山光秀ミュージアムは3月からやむなく臨時休館となっていた。6月からはオープン再開するも、感染対策を最優先に、人数制限が行われている状況である。この状況を受けて、日本全国どこにいても参加できる「ふるさと納税」という形で、「光秀のまち福知山」サポーターにお礼状と入場券を届けるべく、プロジェクトが立ち上げられた。

同プロジェクトに寄附を行ったサポーターには、福地山城・福知山光秀ミュージアムの無料招待券と、光秀からの信頼の証として「本能寺の変お知らせハガキ」が届けられ、話題となった。お知らせハガキは、歴史のパロディ画像を手がけるスエヒロ氏が過去にTwitterで発表した行政ハガキパロディ画像を、実際に福知山市が圧着ハガキ化している。
今回集まった寄附金は、福知山光秀ミュージアム展示の充実やイベント、現地とオンライン両輪のPR活動など福知山の光秀事業のためだけに活用されるとのことだ。