AI翻訳ツールの開発を行うロゼッタは、10月1日より本社機能をVR(仮想現実)空間に移転することを発表した。

同社はAI自動翻訳の開発に加え、近年はAI、VR、AR (拡張現実)、 5G・6G・7G、ウェアラブルデバイス、ロボット、HA(人間拡張)など、最新テクノロジーを統合。「人類を地理的・時間的・言語的な制約から解放する」というミッションの実現に取り組んできた。今回発表したオフィスは、どの国からも入ることができ、言語の違いを気にせず自由なコミュニケーションをとることが可能で、同社のミッションを体現する空間となっている。


■執務室のイメージ

■会議のイメージ

なお登記上の本店について、現行法では VR 空間上のオフィスは認められないため、登記上は現住所(東京都新宿区)のままで本社機能を移転することとなる。仮想空間の所在地をどのように表記するかについては現在検討中という。