IT・AI技術で小売流通のDXを目指すトライアルホールディングス、福岡県宮若市と連携協定を締結
ディスカウントストアを展開するトライアルホールディングスは、9月18日、福岡県宮若市とリテールAI技術開発拠点「リモートワークタウン ムスブ宮若」の開設に関する連携協定を締結した。
「リモートワークタウン ムスブ宮若」は、リテールAI企業のトライアルと宮若市が協力して始めるまちづくりプロジェクト。トライアルグループのAI開発拠点開設やスーパーセンター出店、トライアル従業員寮の建設ほか、グループ初の業態となるファッションビレッジの開設などを予定している。小学校や中学校などの公共施設の跡地を活用して開発を進め、2021年4月以降に順次竣工する。
トライアルグループでは、すでに独自開発したリテールAI技術を各店舗において導入している。セルフレジ機能を搭載した「スマートショッピングカート」では、カートに付属するタブレット端末を操作することで、通常のレジをスルーし、ボタン一つでの会計が可能。レジ待ち時間の解消やレジスタッフの人手不足解消に役立ててきた。
また、世界初となる小売に特化したAIカメラを取り入れ、商品棚の欠品情報や店内の人の流れをデータ化し分析。欠品を起こしにくい商品棚づくりや、快適な店内環境づくりに取り組んできた。また、いずれも人の接触や混雑を回避するという点で、コロナウイルス感染症対策としても注目が高まっていた。今後は、市民・行政と協働することで、AI開発以外にもさまざまな事業に挑戦し、新しいライフスタイルを実現できる街の創出を目指していくという。
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また、世界初となる小売に特化したAIカメラを取り入れ、商品棚の欠品情報や店内の人の流れをデータ化し分析。欠品を起こしにくい商品棚づくりや、快適な店内環境づくりに取り組んできた。また、いずれも人の接触や混雑を回避するという点で、コロナウイルス感染症対策としても注目が高まっていた。今後は、市民・行政と協働することで、AI開発以外にもさまざまな事業に挑戦し、新しいライフスタイルを実現できる街の創出を目指していくという。
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スマートショッピングカート
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AIカメラ