アクセンチュアは、2025年に開催される日本国際博覧会(以下、大阪・関西万博)において、先端ICTを駆使した「Society 5.0実現型会場(仮称)」の実装を目指し、ICT全般の基本計画を策定する業務を受託した。
大阪・関西万博では、万博全体を未来社会の実験場と位置づけ、「Society 5.0」を実現することで、国連が掲げる持続可能な開発目標(SDGs)の達成に貢献する万博を目指す。同社は2021年6月をめどに、大阪・関西万博が目指す世界観を実現するためのICT共通基盤、万博で提供されるサービスを支える基盤、BIMガイドラインなど、ICT全般の基本計画の策定を支援していく。万博に先立って実証される、先端ICT技術の実証計画の策定支援も行うという。

同社は、国内外で創り上げてきたスマートシティ構築における豊富な経験や、スマートシティを支えるICT基盤である都市OSの構築実績のほか、優れた顧客体験をデザインする知見、過去多数の大型国際イベントの設計にも携わってきた経験や実績を活かしていく。

また、同社では2018年2月に関西オフィスを拡充して以来、関西圏のクライアントのデジタルイノベーションや、グローバルマーケットにおける競争力向上に貢献するサービスのさらなる強化を図ってきた。関西オフィスの規模は1000人体制へと成長を遂げており、今後さらにに拡充を予定している。大阪・関西万博の成功を含め、関西圏の企業のデジタルイノベーションをさらに強力に支援する体制を築いていく。