福岡コピーライターズクラブ(FCC)は2月9日、FCC賞2018の公開審査を実施した。今年度の審査方針は、「完成度より挑戦度」。新しい表現への挑戦を讃え、後押しする広告賞でありたいという思いのもと、電通の佐藤雄介氏を特別審査員に迎え、審査が行われた。

最高賞を受賞したのは、電通九州 北川譲氏によるミスターマックスの動画広告「イマサトさん」。「イマサトさん」は、呼びかけるとミスターマックスのお得な情報を教えてくれるAIスピーカーで、このイマサトさんがセールの案内や季節のオススメ商品を紹介するテレビCMやWeb動画のシリーズを展開している。
そのほか、特別審査員賞9作品、観覧者賞1作品、FCC賞33作品が決定した。受賞作品は以下の通り。

■FCC最高賞
北川譲(電通九州)/イマサトさん(ミスターマックス)/ムービー混合
■審査員特別賞

佐藤雄介賞
大塚久雄(電通中部支社)/フリーダイヤルソング篇(雨宮)/テレビCM

河西智彦賞
白石文子(彩)/雨のち、ハレ。シリーズ(新幹線活用久大本線活性化協議会・大分県・JR九州)/グラフィック

細田佳宏賞
緒方徹(CS西広)/選手交代篇(福岡博多駅前中央クリニック)/テレビCM

今井美緒賞
吉田一馬(電通西日本広島支社)/半画面篇(ブランドショップXSELL)/WebCM

永野弥生賞
近藤純(西鉄エージェンシー)/Dreamy town(西日本鉄道)/WebCM

久冨和寿賞
石橋枝里子(電通)/今日は、父さん母さんの子育て卒業式でもある。(九州産業大学)/グラフィック

左俊幸賞
下津浦誠・平田純一(BBDO J WEST)/かのやなら、かのーや!(鹿屋市)/WebCM

古屋彰一賞
米村大介(電通)/めにはみえないものがある シリーズ6点(Dr.Loupe)/グラフィック

松田正志賞
川崎実(コモンズ)/役者の時計はよく止まる。ほかシリーズ3点(劇団東俳)/グラフィック

■観覧者賞
田中幹・川村健士(博報堂関西支社)/超ひらパー兄さん 渋谷ジャック下じき篇(京阪電気鉄道)/テレビCM