サイバーエージェントは、スマートフォン広告主向けにTwitter広告の運用における独自のリアルタイムビッティングツール「Twitter Bid Optimizer(ツイッター ビッド オプティマイザー)」を開発し、提供を開始した。
「Twitter Bid Optimizer」は、独自のアルゴリズムによるリアルタイムビッティング機能を搭載しており、設定した目標獲得単価に応じて入札をリアルタイムに自動で調整することを可能にしている。これにより、天候の変化などの外部要因やTwitter上での会話増など、突発的に起こる不規則な効果変動時にもタイミングを逃すことなく自動で入札調整を行うことができ、より最適で効果の高い配信を実現することができる。

また、外部計測ツールの数値をRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)でリアルタイムに取得することで、外部計測ツールの数値を利用した自動入札調整を行うことができる。アプリインストールのみならずアプリ登録や課金といったより深い指標を設定することが可能となり、アプリ内でのイベント実施時など課金の好調時期に合わせて自動で配信強化を行うことも実現可能となる。

従来、Twitter広告においては、アプリインストール向け以外の入札は手動で調整を行う必要があり、リアルタイム性や精度はオペレーション体制や人的リソースに依存するという課題があった。同社は本ツールによりこうした課題を解決し、今後もインターネット広告における品質や広告効果改善に取り組んでいくという。