リアル行動データプラットフォーム「Beacon Bank」を運営するunerryは、ジェイアール東日本企画(以下、jeki)と連携し、交通広告とスマートフォン広告の重複接触により、山手線利用者に対する広告認知拡大を図る新広告商品のテスト販売を開始する。
連携の背景として、unerryはプロモーションメディア広告市場の健全なデジタル化への貢献に努めながらも、同社の提供すりサービスの利用は積極的にDXに取り組む一部の企業に限られているという課題感も持っていた。そこで、交通広告商品を多く手掛けるjekiと連携し、車内や駅構内の交通広告とセットでデジタル広告を提供することで、交通広告DXをより一層推進する共同商品を開発するに至った。

同商品では、unerryが提供する「Beacon Bank」がJビーコンを通じて山手線利用者・山手線内改札付近利用者を推定し、SNS広告を配信。同時に、jekiが提供する車両内の3面動画配信枠である「まど上チャンネル」や「自動改札ステッカー」といった山手線内利用者をターゲットとした交通広告とセットで掲出される。視認性の高い交通広告と身近なSNS広告の組み合わせにより、高頻度で多面的な広告接触を実現し、認知の拡大を図る。また、オプションでブランドリフトの広告効果調査も可能となっている。