サイボウズが2月18日の日本経済新聞朝刊に掲載した広告が話題を呼んでいる。タイトルは、「多様性に関するお詫び」。その後には「弊社の取締役が、3人のおじさんだった件について。」と続いている。
 
サイボウズ公式ツイッターより引用
サイボウズ公式ツイッターより引用
この広告は、同社が行っている次期取締役候補の社内公募について発信したもの。同社は、「100人100通りの働き方」を掲げ、さまざまなワークスタイルの実現に取り組んでいるが、現在の取締役が「おじさん3人」であり、多様性のある職場を実現できていなかったと“お詫び”している。そこで、次期取締役候補の社内公募を企画。2020年12月時点で17名の最終候補者が決定しており、新人や女性、海外在住の社員など、多様な顔ぶれが揃っているという。

広告では、合わせて2月27日に行う株主会議についても言及。「サイボウズと語る一日」と題し、株主にサイボウズの理解を深めてもらうために、株主総会のプレイベントとして行う。株主でなくとも、サイボウズに興味のある人なら誰でも参加することができる。

株主会議はオンライン上で実施され、同社のこれまでとこれからについての講演ほか、参加者からの質問や意見を聞く時間も設けている。