AIとIoTを活用してあらゆる空き情報を配信するスタートアップ、株式会社バカンと岐阜県下呂市は、3月4日に災害発生時における避難所の混雑情報配信に関する協定を締結した。
今回締結された協定では、下呂市が災害発生時に避難所を開設する際、バカンが避難所のリアルタイム混雑情報配信を行うインターネットサービスを提供するというもの。現在対象となる避難所は計53カ所で、配信はバカンが提供するリアルタイム空き情報配信プラットフォーム「VACAN(バカン )」を利用して行われる。

VACANには、マップ上で近くの施設等の空き・混雑状況を一覧できる「VACAN Maps」機能があり、PCやスマートフォン等でアクセスすることで、各避難所の位置や混み具合を確認することができるため、コロナ禍での密を回避する避難に期待が寄せられている。​また、VACANの導入は今回が岐阜県初となる。