SBイノベンチャーの「∞VISION」プロジェクト、オフィビル開発・運営事業を行う東京建物、3Dホログラムサイネージ広告事業の企画・開発を行うLife is Styleが、 3Dホログラムサイネージでの映像配信と人流データを用いた広告媒体価値の定量化に関する実証実験を開始した。
近年、2Dのデジタルサイネージの活用が増えるなか、3Dホログラムサイネージはまだ目にすることが少なく、その効果を数値化した事例がない。そこで、3Dホログラムサイネージの接触数と、人の流れを可視化する実証実験が、4月5日から30日の期間、東京建物の運営する大手町タワー“OOTEMORI”にて実施される。
3Dホログラムサイネージは、専用メガネなどは不要で、インパクトのある3D映像を肉眼で体験できるディスプレイ「3D Phantom ®」の開発を行うLife is Styleが提供。ブランドロゴ、商品などを3D映像として空中に投影するほか、さまざまな映像ツールやメディアと組み合わせた展開が可能だ。3社は、広告媒体の価値を数字に裏付けして定量的に測ることで、費用対効果の分析への革新的な変化を目指す。