九州博報堂は、昨年SNSを中心に大きな反響を呼んだ「サクラ新聞」の第2段を実施。3月27日(サクラの日)付けの西日本新聞朝刊に、見開き30段の新聞広告を掲載した。
2020年3月、新型コロナウイルス感染症の流行で閉塞感が漂う状況のなか、九州から前向きな雰囲気を醸成しようと、地元企業の賛同で「#いまできることプロジェクト」を展開した。プロジェクトの一環として、同年3月27日の西日本新聞社朝刊に、満開のサクラを描いた見開き全面広告を掲載。このサクラ新聞は、桜の北上に合わせて東北エリアの新聞でも展開されたほか、福岡広告協会賞2020の新聞部門で金賞を受賞するなど、コロナ禍にある世の中に光を灯す象徴的な新聞広告となった。

それから1年が経過した2021年春も依然としてコロナ禍の影響は続いており、春の風物詩である「桜のお花見」も自粛せざるを得ない状況となった。そんな閉塞感のある状況を、九州から前向きに変えていこうという思いのもと、九州の賛同企業21社による広告企画を展開。今年は満開の桜の花びらが描かれたビジュアルに、「春を、信じる。」というコピーを乗せ、誰もが待ち望む「春(穏やかな日常)への想い」を、印象的なビジュアルと言葉で発信した。

また、今年のサクラ新聞には、卒業・入学のお祝いメッセージやハートの花びら、謎の7ケタの番号など、さまざまな遊び心あふれる仕掛けが隠れており、前年よりバージョンアップした内容を楽しむことができる。
隠れハートの花びら
隠れハートの花びら
さまざまな隠れメッセージ
さまざまな隠れメッセージ
謎の7ケタの番号
謎の7ケタの番号