大阪広告協会は、令和2年度の「第64回大阪広告協会賞」と「第64回大阪広告協会賞 特別賞」、「第54回 やってみなはれ佐治敬三賞」の受賞者を発表した。受賞者は以下の通り。

■第64回大阪広告協会賞 Sky

第64回大阪広告協会賞には、1985年創業以来、「青空のごとく大きな考えでシステムを創る」という企業理念のもと、独創的な技術で事業拡大を行うSkyが選出された。

同社は、2015年以降は藤原竜也さんを起用し、積極的に企業・商品・採用広告を展開。テレビCMや交通広告で、ビジネスパーソンのみならず全国の幅広い層の人々の認知獲得に成功した。この広告コミュニケーションの強化に合わせてIT領域を中心にさまざまな事業を展開し、全国に拠点を広げ、売上高・従業員数とも近年成長と拡大を続けている。多彩な広告活動により、ナショナルブランドとして新たな領域への拡大を続けるマーケティング力は今年の大阪広告協会賞にふさわしいものと評価された。

■大阪広告協会賞 特別賞 「#イマデキ」実行委員会

コロナ禍で生活様式が大きく変わるなか、変えるのではなく、進化させるために関西の企業、媒体社、広告会社、団体、行政機関が手を繋ぎ、立ち上げられたプラットフォームが「#イマデキ」だ。少しずつでも世の中を変えていけるよう、「今だからこそできる取り組み」を見つけ、取り組み、発信する活動が評価された。

■やってみなはれ佐治敬三賞 小堀友樹氏(電通関西支社)

応募すべてに作品の視点・広がり・深さのセンスが際立っていたと評されての受賞となった。選考委員会は、従来のクリエイティブの枠を超えたチャレンジと既視感のない発想に、「やってみなはれ」の精神を体現していると述べている。また、「いい意味での大阪らしいあほらしさ」も感じられたことも、高評価につながったとのことだ。

  <受賞対象作品>
宇治市「宇治市~宇治茶と源氏物語のまち~」(ゲーム開発活用の広告コンテンツ)
上田安子服飾専門学校「概念のない下谷さんシリーズ」(ラジオCM)
田辺三菱製薬「おいでよ!田辺三菱製薬」(Webムービー)
滋賀県「ニュートンに学ぶ、これからの滋賀ノーマル」(Webムービー)
大日本除虫菊「水性おじさんテレビCM & Web動画」(テレビCM、Webムービー)