教王護国寺(東寺)と凸版印刷は、4月1日から5月25日までの55日間、東寺伽藍(がらん)内の「灌頂院(かんじょういん)」で、体験型アートイベント「東寺 曼荼羅(まんだら)EXHIBITION」を開催する。

通常非公開の「灌智院」では、VR・AR技術を活用し、重要文化財「両界曼荼羅図(元録本)」とテクノロジーを融合した、デジタル曼荼羅インスタレーション「空海ノ光 テクノロジーと神秘」を体験できる。
また、デジタル曼荼羅インスタレーションは、「両界曼荼羅図」と、「講堂」に安置されている「立体曼荼羅」を組み合わせた映像をプロジェクターで壁面に投影するとともに、光と反射の空間作品を創り出すアート集団「MIRRORBOWLER(ミラーボーラー)」による光の演出によって、曼荼羅の世界を表現。さらに、今回の展示のために踊絵師の神田さおり氏がバーチャル空間に描いた作品を、鑑覧者が自身のデバイスにダウンロードした専用アプリ「東寺AR」を通して鑑賞することができる。