コンピューター技術を用いて作られる新しい芸術「デジタルアート」のプラットフォームを提供するNEORTは、デジタルアートをPCやスマホ以外にも、プリント版や専用フレーム、AR / VRなどさまざまなメディアで閲覧できるサービス「ANIMR(アニマー)」のβ版をリリースした。
デジタルテクノロジーによってつくられるデジタルアート市場は、近年市場を拡大しており、特にブロックチェーンの技術を用いたデジタルトークン「NFT(ノンファンジブルトークン)」とそれを活用したクリプトアートの登場により、その広がりはより急激なものになっている。しかし、オンライン上でのデジタルアート売買が活発になってきた中でも、購入した作品を飾るなどして楽しめる環境は未だ整っていないことが大きな課題となっていた。

そこで、NEORTはデジタルアートを、プリントを含むさまざまなメディアで鑑賞できるオンラインアートギャラリー「ANIMR(アニマー)」をβ版としてリリース。作品を購入すると、ユーザーのもとにはデジタルデータ(画像もしくは映像形式)とプリント版作品の両方が届き、プリント版はポスターフレームに入れて部屋に飾ることができるようになった。将来的には、専用のデジタルフレームやAR / VR空間など、あらゆるメディアで作品の鑑賞が可能になる予定だ。