クリエイティブカンパニーのkiCkは、各事業の更なる発展を目的に2021年4月30日をもってエージェンシー事業及びmeechoo事業を会社分割により分社化することを決定した。また、それに伴い、ホールディングスカンパニーとしてFLAGS HOLDINGS株式会社を発足し、グループ全体の経営管理を取り纏めていく。なお、エージェンシー事業は変わらずkiCkとして、meechoo事業は株式会社iUM(アイム)として、各々の業務を引き続き進めていく。
事業再編の背景として、kiCkは創業当時より「DIVERSITY&INCLUSION」を念頭に、社内体制の構築や各企業へのコミュニケーション課題の解決を行ってきた。この先の社会環境において益々この姿勢が重要であると考え、これまで以上にこのメッセージを強く発信し、一企業体としても実現を目指していこうという思いに至ったことがきっかけとなっている。

また、同社の強みであるクリエイティビティを広告領域外へという思いから、社内新規事業として立ち上げたBtoC事業の「meechoo」がオフィシャルローンチ後、半年で月間65万PV、18万UUと伸長してきたことも含め、今後より明確なビジョンを掲げ、新たな市場の創造と社会貢献を目指すべく、新会社としてiUMを設立。今回のホールディングス化を機に、iUMにおけるさまざまなテクノロジー、データの活用、およびマーケティング活動の知見を、BtoB事業であるkiCkのエージェンシー事業へと転化、活用していく。これによりホールディングス傘下における企業間エコシステムを創造していく予定だ。