「手口ニュートラル」をコンセプトに掲げ、従来の広告の枠組みにとらわれず、革新的な統合コミュニケーションによるソリューションを提供している博報堂ケトル。同社がPR発想を思考のベースにしたプロデューサー集団「Kettle PRODUCERS」を発足した。
博報堂ケトルのクリエイティブチームが生み出したコア・アイデアを実現するために、領域を越境しながら、土台となる環境をつくり、プロジェクトを前に導くには、プロデュース力が不可欠となっている。このプロデュース力は、広告のクリエイティブ領域でなくとも、事業構想やプロダクト開発、地域活性プロジェクトなど、広告クリエイティブを前提としないさまざまな課題解決型プロジェクトに寄与できるスキルと考え、社会システムが大きく変革するなかで広がる“プロデュース”へのニーズに応えるべく、新チームを発足させた。

Kettle PRODUCERSは、博報堂ケトルのプロデューススキルを社会に解放し、あらゆるプロジェクトを前へ(Pro) 導く(Duce) プロデューサー集団であり、それぞれの得意領域を軸足にしてクライアントニーズに応えていく方針だ。

チーフプロデューサーは、高崎市「絶メシリスト」や広島県「牡蠣食う研」など数多くの地域活性プロジェクトを手がける“ローカルおじさん”こと日野昌暢氏。官公庁や地方自治体にとどまらず、さまざまなクライアントの課題解決に奔走してきたプロデューススキルで、社会のニーズに応えていく。ほかにも、AI技術などテクノロジーを軸足にした川端亮平氏、編集者のスキルをバックグラウンドにもつ伊集院隆仁氏、世界の最先端トレンドをキャッチする力に長けた各和奈利氏などが加入する。

広告領域以外においてもプロデュース力を発揮し、事業開発へのコミットや、外部プレイヤーとの連携の強化などで、革新的な統合コミュニケーションによるソリューションをベースに、事業構想やプロダクト開発などにも参画していく。