TBWA HAKUHODOとFUKKO DESIGNは、雨が降りやすく河川が増水しやすい出水期を迎えた今、大雨や台風などの風水害が起きた時に、どのように生活再建を進めるべきかをまとめた『コロナ禍でもすぐできる!生活と住まいの再建』を発表した。

TBWA HAKUHODOとFUKKO DESIGNは、これまでに「大雨&台風」「熱中症」「天気の急変」「冬の荒天」「地震&津波」をテーマに、各自然災害への備えをまとめ、発表してきた。その中で、災害後の対策を詳しくまとめたものも欲しいという声が多数よせられ、自然災害ごとの備えではなく、災害に見舞われた後の具体的な再建方法を作成することとなった。

今回は、全国的に出水期に入るため、風水害が発生した際の生活の再建の備えをテーマに、今まで同様、TBWA HAKUHODOのメンバー、元内閣府防災担当官房審議官の佐々木晶二氏や、災害支援団体の調整などを行うNPO法人全国災害ボランティア支援団体ネットワークの明城徹也氏など有志のチームを結成。気象専門家、災害担当記者などへの取材を経て、『コロナ禍でもすぐできる!生活と住まいの再建』を制作した。また、今まで「コロナ禍でもすぐできる!災害対策集」の名称でシリーズ展開をしていたが、多くの人たちに具体的なアクションを行ってもらいたいとの思いで「コロナ禍でもすぐできる!防災アクションガイド」に変更。名称に親しみをもってもらい、いざとなった時にはこれを見て命を守る行動に移してもらうことを期待している。

■プロジェクメンバー
プロジェクトリーダー:木村充慶(TBWA HAKUHODO/一般社団法人 FUKKO DESIGN)
アートディレクター:上村昌(TBWA HAKUHODO)
コピーライター:大嶋美月(TBWA HAKUHODO)
専門家:佐々木晶二(元内閣防災官房審議官)、明城哲也(NPO法人全国災害ボランティアネットワーク<JVOAD>事務局長)、藤島新也(災害担当記者)など
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