サイバーエージェントは、AI事業本部において、検索キーワードごとにCTR(クリック率)予測値が高い画像を一括制作する「極予測トリミング」の提供を開始する。
同社ではこれまで、運用型広告における広告効果向上に向けて、AIを活用して広告画像・テキストの自動生成および効果の事前予測を行う「極予測AI」や「極予測TD」を提供してきた。新たに提供を開始する「極予測トリミング」では、広告主企業の素材に加え、同社が提携する6,000万点以上の素材のなかから検索キーワードに対して関連性の高い画像を選択。さらに、AIによって広告効果が高いと予測される素材箇所を自動で切り取って配信する。
これにより、多くの主要キーワードに対して効率的にCTR予測値の高い画像を設定することが可能となり、配信設定までの制作プロセスの短縮化や、広告クリエイティブ素材制作における広告効果向上が見込める。なお、この機能は、Googleが6月に発表した「検索連動型広告の画像表示オプション(Googleのテキスト広告において画像を表示することができる機能)」に対応している。