朝日新聞社は、パナソニックと共に「未来空想新聞2041製作委員会」を設立し、5月5日に「こどもの日は、未来を考える日。」というメッセージの基、より良い未来をみんなで空想する「未来空想新聞2041」を特別発行する。
未来空想新聞は今回で3年連続「こどもの日」である5月5日に発行。昨年の「未来空想新聞2040」より時をさらに1年進め、2041年の暮らしを空想する。

総勢40人の未来を思う人が紙面に登場。「人」「社会」「地球」にとってより良い未来を空想するため、「文化」「持続」「共創」「幸福」「挑戦」「魅力」の視点で人選している。2041年の空想紙面を通じ、ひとりでも多くの読者が共に未来を考え語り合うことで、希望に満ちた未来を切り開くきっかけになることを期待する企画である。

「未来空想新聞2041」コンセプト(未来空想新聞2041製作委員会)

「未来に発行する、という設定で作る空想新聞です。今年は2041年5月5日に発行する紙面を、その時がより良い未来になっているように、という願いを込めて空想します。そのコンセプトに賛同し集まった各界の『未来を想う』40人の著名人とともに、多様な生命とのつながり、変化するリアリティー、自分や他者との向き合い方など、さまざまな視点から未来のくらしを空想し、2041年に新聞紙面を飾ってほしい記事で構成しています。芥川賞作家九段理江さんによる『天空人語』や、漫画家しりあがり寿さんによる4コマ漫画など朝日新聞ならではのコンテンツや、他企業とコラボレーションした空想広告を掲載する予定です。

2039年を創刊号とし、今年で3年目となる「未来空想新聞2041」は、未来へと進む歩みとともに1年時を進めました。2040年代をより多様で、明るいものにするべく、今から考えて行動しようという思いを込めています。」

「未来空想新聞2041」未来を思う40人(順不同)

與真司郎さん、池上高志さん、石川由依さん、石山アンジュさん、伊藤亜紗さん、浦沢直樹さん、オイシックス・ラ・大地、大澤正彦さん、大西麻貴(o+h)さん、岡島礼奈さん、角幡唯介さん、加藤路瑛さん、九段理江さん、剣持刀也さん、小林武史さん、坂本龍一さん、しりあがり寿さん、末冨芳さん、スティン・バーンさん、関野らんさん、俵万智さん、中谷美紀さん、能條桃子さん、林家つる子さん、百田有希(o+h)さん、廣津留すみれさん、ブレイディみかこさん、松田崇弥(ヘラルボニー)さん、松田文登(ヘラルボニー)さん、Mika Pikazoさん、武藤将胤さん、MEMEさん、森秋彩さん、安居昭博さん、ユヴァル・ノア・ハラリさん、「RICE MEDIA」トムさん、Laraさん、RIDDLERさん他

高校生などのZ世代や子育て世代に約20万部を無料配布

今年は、ブランケット版12ページフルカラーの紙面を、朝日新聞大阪本社版と東京本社版の一部エリアで朝刊と一緒に広告別刷りとして配布する他、これからの未来を担う世代が少しでも明るい未来を空想できるように、Z世代と子育て世代をターゲットに約20万部を配布する活動を実施する。

具体的には、未来空想新聞の初の試みとして、紙面配布を希望する高校を募り、1校あたり最大1000部を無償で進呈する(部数には限りがある)。さらに未来空想新聞のコンセプトとの親和性が高い全国の70を超える科学館や、大学のキャンパス内にある一部書店・売店などでの紙面配布を予定している。

また今回は、InstagramのARフィルターを使用した新たなコンテンツも取り入れている。スマートフォンで紙面の2次元コードを読み込むと、コンテンツの世界をより詳しく知ることができる他、新聞紙面の楽しみ方を拡張する体験ができるなど、ワクワクしながら未来を空想する仕掛けが施されている。

また、4月19日にティザーサイトを公開し、5月5日より「未来空想新聞2041」Web版を公開予定である。