ファッション領域でパーソナルスタイリングサービス「DROBE(ドローブ)」を展開する株式会社DROBEは、経営陣5名が議決権の過半数を保有するマネジメント・バイアウト(MBO)を成功させた。同時にフェムトパートナーズが運営するフェムトグロース・スリー投資事業有限責任組合を引受先とする第三者割当増資により、シリーズAラウンド約5億円の資金調達を完了した。
株式会社DROBEは、2019年4月に、三越伊勢丹ホールディングスとボストン コンサルティンググループおよびBCG Digital Venturesが、共同プロジェクトを経て出資し立ち上げた企業。三越伊勢丹HDSが長年培ってきたスタイリング力や接客力と、BCG Digital Venturesのプロダクト開発力を掛け合わせ、2019年9月にはパーソナルスタイリングサービス「DROBE」をリリースした。現在会員数は5万人を突破と、成長を続けている。
エンジニアリングの基盤拡大やマーケティング強化を目的に、フェムトパートナーズおよび経営陣を引受先とした第三者割当増資を決定した。これにより、シリーズAラウンド総額約5億円の資金調達を実施、機動的な事業運営を可能にする組織体制構築のため、経営陣によるMBOを成立させた。

創業株主である三越伊勢丹HDS、BCGは、引き続き同社を一般出資先として、人材支援や当社技術・サービスの利活用の分野で側面支援していく。