ウェブシャーク、社会課題の解決を促進する新しい広告の仕組み「TANZAQ」プロジェクト始動
ライフスタイルブランド「Yogibo」を運営するウェブシャークは、社会課題の解決に取り組む各種団体のスポンサーとなる新プロジェクト「TANZAQ」を7月7日より始動した。そこで、Yogibo は年間3億円を上限として社会課題の解決に取り組む各種団体に広告を出稿する。
本プロジェクトは、社会課題の解決に取り組む団体に広告機会を見出し、Yogibo が広告を出稿することで、それを社会課題解決への活動原資としてもらう新しい広告の仕組みだ。企業による社会貢献活動は一時的なものに終始しがちである一方で、社会課題の解決に取り組む団体の収益源は不安定になりがちなことを問題視し、本プロジェクトの構想が生まれた。経済的成長に偏りがちな企業と、社会課題解決に偏りがちな社会貢献団体がお互いの強みを活かし、弱みを補う仕組みをつくることで、持続的な経済成長と社会課題解決の両立を目指す。
まずは、Yogibo が本プロジェクトにおける初期スポンサーとなり、2022年6月末までに約 100 団体との取り組みを目指すとのことだ。広告出稿の受け皿を用意している企業・団体にだけ広告をするのでなく、そのような受け皿を持たない社会課題解決に取り組む団体に広告費が流れる仕組みの構築と、最初のスポンサーとして Yogibo のブランドイメージ広告を提供していく。出稿においては、各団体とコーディネーターがディスカッションを重ねながら広告枠の設計をすることで、企業の広告効果を担保しつつ、社会課題の解決を促進する広告を企画する。また、広告出稿終了時には広告の効果測定を行い、プロジェクト終了後も団体が企業から継続的に広告収入を得られるようなサポートを行っていくとのことだ。
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