東急エージェンシーは、クリエイティビティとテクノロジーを戦略的に活用することで、両者の持続的なリレーションを構築し牽引するクリエイティブユニット「n1」(エヌワン)を設立した。
「n1」は、クリエイティブディレクターの中村健一氏を中心に立ち上げたクリエイティブユニット。中村氏のプロダクション、エージェンシー、通販事業会社などのキャリアに基づいた複眼的なクリエイティブ知見を活かして、顧客接点のすべてを地続きのブランド接点と捉えた情報流通設計と、各接点に応じたメディアニュートラルな体験創造を一体機能化させている。

昨今のデジタル化によって、ブランドと生活者は、よりオンオフの境界のない常時接続状態となり、その関係は限りなく1対1、個と個の関係に変化している。「n1」では、ブランドn1と生活者n1のそれぞれをひも解き、その両者の間にあるべき個々のつながりを見出し、描き直すことで、持続的な関係を再編する。戦略設計のインプットと体験創造のアウトプットが循環する「dual-put cycle」を実装させることで、一貫性のあるブランドn1×生活者n1の持続的な関係性を目指す。

「n1」のロゴには二つの「1」が隠されており、「ブランドと生活者、個と個の関係づくりにフォーカスする」というユニットの意思を表現している。マスとデジタル、オンラインとオフライン、それぞれを自在に行き来することで、一時のすれ違いで終わらない「ブランドと生活者の続く関係」を実現・運用していく。


<新クリエイティブユニット「n1」メンバー>

・中村健一 クリエイティブディレクター
・長谷川 大輔 アソシエイトクリエイティブディレクター
・松村彩音 プランナー
・山本江美奈 n1ストラテジスト
・井倉大輔 テクニカルディレクター