東亞合成は、7月21日より瞬間接着剤「アロンアルフア」の新テレビCMを公開。合わせて、50周年を記念したキャンペーンを開始した。
前回のCMでは、15秒間のCMのうち、おもちゃや靴などを5秒で接着させ、余った時間で「猫や社長やイケメンなどの商品と関係のない内容を流す」という内容だったが、今回は余った時間で「接着したものの強度を試す挑戦」を実施した。チームで掲げた目標は、「接着時間は3秒。また、物の修繕ではなく、新たにCM内でイスを創作する」というもの。これにより、アロンアルフアが物を直すだけでなく、小物や家具などの創作に長けているということを伝えている。

そして、接着したイスの強度を知ってもらうため、余った時間で3人のお相撲さんが、できたばかりのイスで「イスとりゲーム」を行う。テスト段階では最短で5秒での接着が限界だったが、迎えた本番ではイスを30脚分用意し、プロの知見を集結することで無事3秒での接着に成功。気づけば12秒も時間が余ってしまうテレビCMが完成した。
また、発売50周年を記念したキャンペーンでは、社員が長年気になっていたという「お客様の商品名勘違い問題」に着目。同社が15歳以上の男女1,667名にインターネット調査を実施したところ、76%もの人がアロンアルフアの最後の「ア」が大きい「ア」と認識してなかったという事実が判明した。50周年を機に多くの人に正しい商品名を知ってもらおうと、最後の文字「ア」を大きなクッションを製作し、抽選でプレゼントするTwitterキャンペーンを実施する。