三谷産業とみんなのコードは、子どもたちがテクノロジーに触れて創造的な活動に取り組むことができる施設を石川県金沢市に開設する。これまで「みんなの三谷産業(仮称)」として準備を進めていたが、正式名称は「ミミミラボ」に決定し、7月28日のオープンを予定している。
「ミミミラボ」は、「すべての子どもたちへ、テクノロジーを通した表現を」をキャッチフレーズに、金沢を創業の地とする三谷産業とテクノロジー教育の普及を目指すみんなのコードが共同で開設する。地域の将来を支える創造性豊かな子どもたちの成長支援を行い、地域社会への貢献につなげることを目的としている。

ミミミラボは、10代の子どもたちが集まりやすい石川県金沢市の中心に位置しており、地域の子どもたちは気軽かつ安全にテクノロジーに触れることができる。ロボットのプログラミングができるブロック教材、3Dプリンタ、グラフィックや映像、楽曲の制作ができるソフトなど、STEAM(Science、Technology、Engineering、Art、Mathematicsの領域を重視する教育方針)に関連した多様な機材を揃え、子どもたちがそれぞれの好きなことにチャレンジできる環境を整えている。
同施設には、子どもたちより少し大人のメンターたちが常駐しており、子どもたちの新たな才能の芽を発掘する。映像、音楽、プログラミングなど、各分野の専門家や地域の大学生など多彩なメンターを複数名配置する予定だ。

なお、ミミミラボは、10~18歳なら誰でも無料で利用可能。すべての機材を無料で使うことができ、子どもたちは思う存分好きなだけ、デジタルのものづくりを楽しむことができる。