最新のテクノロジーをテーマに製品開発やクラウドファンディングの企画・運営を行う京大発のベンチャー企業・XNOVAが、AI絵画におけるNFT(非代替性トークン)のプロジェクトを始動した。
今回のプロジェクトでは、AIによる絵画作品データのNFTをリターンの一つとしてクラウドファンディングに出品。使用されるのは、敵対的生成ネットワークと呼ばれる想像力を持ったAI。芸術作品を含む、世界中のさまざまな画像と文章のつながりを分析し、人や風景などの形状や色彩と、それらを表現する単語を学習する。

十分に学習したAIは、蓄積されたデータから新たなつながりを見出し、このつながりが絵として表現されたときに、世界に1枚だけの、人の生み出す絵画とは完全に異なる芸術が生み出される。このデータをNFTにすることで、データの複製や偽造・改ざんが不可能となり、世界で唯一のデータであることを証明することができる。
9月20日よりクラウドファンディングサイト「READYFOR」にてファウンダー募集を開始した。10月31日までリターンの購入を通じた支援が可能となる。