「アプリの民主化」をミッションに、誰もがオリジナルアプリをつくることができる未来を目指すNappsTechnologies。同社は、Webデザインツール「Figma」のデザインデータをアプリに自動変換し、UXデザイナーだけでアプリの仮説検証ができる仮説検証プラットフォーム「MagicInstructions2・α版」の提供を開始した。α版期間中は、無償で提供を行う。
従来のアプリ開発は、エンジニアによる実装作業や専用のエディターを使った構築作業が必要なため、1週間程度の時間がかかっていた。そこで、MagicInstructions2では、開発者によるプログラミングを必要としたプロダクト開発を、UXデザイナーだけで行うことで、プロダクトの仮説検証を高速化できる。同プラットフォームでは、Figmaファイルから自動でアプリを作成することで画面構築の時間を最短1分に短縮する。Figmaファイルの編集によって、柔軟に画面を変更でき、ユーザの反応に応じて仮説をスピーディに検証することも可能だ。

また、開発知識のないUXデザイナーには難しい「データベース設計」も、Figmaファイルを解析し、自動で作成。作成したデータベースはGoogleスプレッドシートにて確認できる。さらに、ポップアップ表示などアプリケーションのロジックも、コンポーネントを選択しプラグインを設定するだけで、プログラミング不要で自由に追加可能だ。プラグインは今後も追加を予定している。