ユナイテッドアローズがプライベートサービスデスク開設、オンラインの利便性と接客サービスを融合
ユナイテッドアローズは、10月1日付けでプライベートサービスデスクを開設することを発表した。オンラインの利便性と接客サービスを融合させた次世代型小売販売を開始し、富裕層に向けた各種サービスを拡充する。プライベートサービスデスクは営業統括本部内に新設され、室長には同社のトップ販売員であり、セールスマスター(スペシャリストを称える販売員表彰制度)を長年務める藤田裕貴氏が就任。傘下には社内より選抜した複数名のコンシェルジュを配置する。
今回の新サービスは、主に年間購入金額の高い顧客をターゲットとしている。接客サービスを介することなく購入している顧客に向け、コンシェルジュによる電話やチャットなどを使ったパーソナル対応を開始。一人ひとりの嗜好やライフスタイルに応じて、全ブランドのラインナップから最適な商品を紹介し、スタイリングやアフターケアなどのトータル提案を通じた顧客体験価値の向上を図る。
さらに、超富裕層に向けたサービス開発も計画。同社の主軸であるファッション衣料や服飾雑貨にとどまらず、衣食住遊知の多岐にわたる最上質なライフスタイルを提案し、ライフタイムバリュー向上に取り組んでいく。
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藤田裕貴氏
さらに、超富裕層に向けたサービス開発も計画。同社の主軸であるファッション衣料や服飾雑貨にとどまらず、衣食住遊知の多岐にわたる最上質なライフスタイルを提案し、ライフタイムバリュー向上に取り組んでいく。