讀賣テレビ放送(以下読売テレビ)と東急エージェンシー、ジャパンコンテンツエンターテインメントは、YouTube、テレビ番組、屋外ビジョンがそれぞれの垣根を越えて、3つのメディアが連携する超実験放送プロジェクト「越境放送」を始動した。リリースに先駆けて先日公開した3つのYouTubeチャンネルのオフショットを放送するTV番組『越境放送バリ』が10/1(より読売テレビで放送を開始する。
「越境放送」はYouTubeチャンネルから、TV番組や屋外ビジョンなどの他メディアへ電波ジャックを仕掛ける超実験放送プロジェクト。YouTube、テレビ、屋外ビジョン、この3つのプラットフォームが連携していく。

宮川大輔さん、みちょぱさん&吉村さん、のんさんのYouTubeチャンネルの立ち上げを皮切りに、読売テレビでは新ドキュメントバラエティ番組『越境放送バリ』の放送を、渋谷ハチ公前の大型屋外ビジョンQ’S EYEや電車内のTOQビジョンではYouTubeチャンネルでは見ることができない動画や、YouTubeチャンネルのニュースの告知などを行う。
同プロジェクト発足の背景には、さまざまなメディアやSNSの誕生に伴い、視聴者や消費者のメディアに対する距離感が日々変わってきているという、テレビ業界・広告業界の問題が挙げられる。この課題解決として視聴者とタレントの距離感が近いYouTubeを起点にすべてを考えること、そしてYouTubeからテレビ、屋外ビジョンに越境することで新しい発想のコンテンツを制作することが重要となっている。

このメディアミックスでありコンテンツミックスである新しい形によって、距離が異なるメディアでも等しい距離感が構築可能となる。「越境放送」はYouTubeからエンタメ業界全体をより一層盛り上げていく。