大日本印刷が丸善ジュンク堂書店、文教堂およびトゥ・ディファクトと共同で運営するハイブリッド型総合書店「honto」は、12月8日より「さんたクン」と連携して、新サービスの実証実験を開始した。同サービスはWATERが中心となり、小西利行がクリエイティブディレクターを務める。また、企画協力として電通、電通テック(+tech labo)、SIGNINGのメンバーが立ち上げた「タイムリーヒットプロジェクト」が参加している。

溢れる情報の中からその瞬間・その人に心地よいと思われる情報を独自のアルゴリズムにより選定し、「さんたクン」から出題される3択の質問に回答すると、オススメのマンガ3点が提示される。オススメに始まり、購入までが可能となる。

「さんたクン」の提案を可能にする「タイムリーヒットプロジェクト」開発のデータベースとは

「さんたクン」の提案する書籍は、3月3日~5日、全国の15~59歳の男女1000人を対象にWATERが実施した「マンガ好きの人が、マンガ好きの人に、オススメしたいマンガ」についてのアンケート結果をもとに構築されたデータベースを根拠としている。また、同アンケートから作品ごとに、巻数、読了までのボリューム感、独自で分類した61の感情タグを活かした読後感などを約1500作品に対して定義付けしたことで、シーンや気分に合わせてタイムリーなマンガと出会うことができるデータベースに仕上げた。