日本アドバタイザーズ協会は、第59回JAA広告賞 消費者が選んだ広告コンクールの入賞作品を発表した。JAA広告賞とは、審査員に広告の関係者を含まず、広告の受け手である消費者が生活者の視点から審査を行う総合広告賞である。今年度は、新聞、雑誌、テレビ、ラジオ、デジタル、屋外・交通の6部門合せて1530点の応募があり、審査基準としては、「好感、共感、親近感がもてる広告であるか(感性)」をはじめ、「わかりやすく、納得できる広告であるか(理性)」、「オリジナリティが感じられる広告であるか(創造性)」という観点で、119名の一般消費者審査員が約1カ月に渡り選考を行った。
最高賞であるJAA賞グランプリには、森永乳業、味の素、九州旅客鉄道、西日本シティ銀行、LINE Fukuoka、パナソニック、日本芸能実演家団体協議会、クロススペースの各社が、また、経済産業大臣賞には、サントリーホールディングスが受賞したほか、全65作品が入賞となった。「元気・希望」「明るい・温かい」が評価のポイントとなった。

【JAA賞グランプリ】
■新聞広告部門
海に行けないみなさんに、海から会いにきました。~飛び出す癒やし新聞~/森永乳業
■雑誌広告部門       
よくがんばりませんでした/味の素
■テレビ広告部門       
流れ星新幹線/九州旅客鉄道、西日本シティ銀行、LINE Fukuoka
■ラジオ広告部門       
Voice of Home 帰っておいでアナウンス(娘)篇/パナソニック
■デジタル広告部門        
ライブのリレー/日本芸能実演家団体協議会
■屋外・交通広告部門     
新宿東口の猫/クロススペース
【経済産業大臣賞】
■テレビ広告部門     
宇宙人ジョーンズ・宇宙人からのアドバイス篇/サントリーホールディングス