ジェイアール東日本企画は、日本国内でも年々ニーズが高まっている「応援広告」に対応する新サービス「Cheering AD(チアリング アド)」を本格始動させた。
応援広告とは、「あのアーティストの誕生日をみんなで祝うために広告を出したい!」「あのスポーツ選手の活躍をみんなで願うために広告を出したい!」といった“想い”を原動力に、個人単位が広告主となり、首都圏の駅や電車、ビルボードなどパブリックなスペースに広告を出したり、商業施設内のカフェの店内を装飾したりして応援するカルチャーだ。韓国のアイドルファンが始めたことが契機といわれており、韓国ではこの応援広告は盛んだが、個人単位が広告主になることが難しい日本では、まだまだ馴染みが薄い。特に、さまざまな規制やルールがある交通広告は、個人にとって実施のハードルが高く、断念するケースが多いのが現状だ。

「Cheering AD」では、媒体社との調整を代行することで、このような悩みをサポートする。また、著作権や肖像権の問題で、日本国内では応援広告に対応していないエンターテインメント企業が多いなか、広告を出したい個人に代わって、その想いとエンターテインメント企業をつなぎ、応援広告の裾野を広げていくことを目指すという。