佐賀県は、県内のモノ・コトを起点に“新しい驚き”をつくるプロジェクト「サガプライズ!」の一環として、35周年を迎える国民的児童書「かいけつゾロリ」とのコラボレーション企画を実施する。今回の企画では、佐賀県の知られざる魅力を“まじめにふまじめ”に紹介していくオリジナルWebストーリー「かいけつゾロリの さがさいこー大さくせん」を制作。ストーリーの世界観を「浅草花やしき」にて「さがやしき」として表現し、3月19日から3月27日までの9日間限定でイベントを開催する。
Webストーリー「さがさいこー大さくせん」は、かいけつゾロリの原作者・原ゆたか氏が監修し、佐賀県知事の山口祥義氏をモデルにしたオリジナルキャラクター「ヨシシ」がゾロリの旅のお供として登場する。そのヨシシが「さが」の「さいこー」な魅力を世のなかに広めるべく、佐賀の名物である「バルーン」「ワラスボ」「丸ぼうろ」「佐賀海苔」などをゾロリたちに紹介し、“まじめにふまじめ”に「大さくせん」を繰り広げていく。

3月9日に配信された第9話では、ヨシシが「みんな一度さがに来てくれさえすれば…」と真剣な顔で悩んでいると、ゾロリが「だったらさがを作ればいいじゃないか?」と提案し、ヨシシも賛同。Webストーリー上で展開されていた「さがさいこーゆうえんち」が現実世界に飛び出して、「さがやしき」として浅草花やしきに出現する。
さがやしきマップ
さがやしきマップ
「さがやしき」では、Webストーリーに登場したゾロリのさまざまな「大さくせん」のなかから「のりののりもの“のりコプター”」や「500まんえん玉丸ぼうろ」などが登場。さらに、佐賀県企業の商品やコラボグッズなどの景品が手に入る「ブルル縁日」ほか、来園者特典として、「ゾロリオリジナルさがやしきマップ」や、10話までを収録した「オリジナルWebストーリーミニブック」をプレゼントする。
Webストーリー第8話より、さがやしきマップ佐賀の海苔でできた「のりコプター」
Webストーリー第8話より、さがやしきマップ佐賀の海苔でできた「のりコプター」
物語から飛び出した、佐賀海苔柄ののりもの「のりコプター」(イメージ)
物語から飛び出した、佐賀海苔柄ののりもの「のりコプター」(イメージ)
また、「さがさいこー大さくせん!」の物語をリアルでも楽しんでもらうため、佐賀県立図書館にてパネル展示を行う。展示会場では、Webストーリーのパネル展示ほか、顔はめパネル、児童書「かいけつゾロリ」シリーズの紹介展示を行うなど、佐賀県内外それぞれで、同県の魅力を感じられる企画となっている。

さがさいこー大さくせん「さがやしき」開催概要

開催期間:2022年3月19日(土)~3月27日(日)
営業時間:10:00~18:00
会場:浅草花やしき(東京都台東区浅草2-28-1)
入園料:小学生以下 500円、中学生~64歳 1,000円、65歳以上 500円
主催:佐賀県、ポプラ社
共催:花やしき